僕がショッピングセンターに入った理由
僕は実家から2時間かけて大学に通っていてアルバイトが出来なかったので、
夏休みや冬休みなど単発でドンと入れる仕事先を探していました。
その中で見つけたショッピングセンターの抽選会係員を2年間やっていました。
今はタブレットを使った抽選会やデジタルなものがたくさんありますが
そのSC(ショッピングセンター)は一回転させて出た玉の色で賞品が決まる
「ガラポン」と呼ばれる形式のものでした。
接客的な部分はあれどあくまでお客様サービスなので
不正は毎度あれど激しいクレームに巻き込まれることもなく楽しく働いて。
その中で施設の運営サイドの方と仕事を一緒にするようになり、
こんな仕事もあるんだなあ、アリかもなあとぼんやりと思ったものです。
また当時なぜか各種メーカーに絞ってエマージェンシー状態の僕の就活事情も重なり、
「ショッピングセンターって来る人みんな楽しそうな顔してるな」と思い
そのあたり切り口にして就活しようと思ったものです。
結局、業界数社受けた中で内定が出たのが今の会社だけだったので
一地方のインディペンデントな運営会社に入ることになったのです。
それからの10年は「前半めっちゃ良かったけどその後転げ落ちる」という残念さですが
この仕事で何が大事かはなんとなくわかってきたような気がします。
その10年の中身をちょっとずつ文字にしていきたいと思います。